皆さん、こんにちは!美容と健康を愛する主婦ブロガーのあかりんごです。
妊活を頑張っている皆さん、お体の調子はいかがですか?
「そろそろ本格的に検査を…」と考え始めた方や、病院で卵管造影検査という言葉を聞いて「痛いのかな?」「どんな検査なの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
私も過去に経験があるのですが、やっぱり初めて聞く検査にはドキドキしますよね。
この記事では、妊活の第一歩とも言われる卵管造影検査について、その目的から検査の流れ、気になる痛みや費用、そして検査後の体への影響まで、私の経験も交えながら解説していきますね!
この記事を読めば、あなたの卵管造影検査への不安が少しでも解消され、安心して次のステップへ進めるはずですよ!
そもそも「卵管造影検査」って何をするの?その重要性とは

卵管造影検査(HSG: Hysterosalpingography)は、不妊の原因を探るための最も基本的かつ重要な検査の一つです。
この検査の最大の目的は、卵管がちゃんと通っているか(閉塞していないか)どうか、そして子宮の形に異常がないかを調べることです。
卵管の通り道を確認する大切さ
受精は、卵管の中で起こります。卵巣から排卵された卵子と、子宮から上がってきた精子が出会うのが卵管です。
もし、この卵管が詰まっていたり(卵管閉塞)、狭くなっていたり(卵管狭窄)すると、精子と卵子が出会うことができず、妊娠は難しくなってしまいます。
不妊の原因の約20%〜30%は、卵管や腹腔内の問題が関係していると言われています。だからこそ、この卵管造影検査でしっかりと卵管の機能をチェックすることが、スムーズな妊活への近道になるのです。
検査の流れを徹底解説!「卵管造影検査」はどんな手順で行われるの?
卵管造影検査は、一般的に生理が終わってから排卵までの間(低温期、だいたい生理開始から7日~10日目頃)に行われます。これは、妊娠していないことを確認し、また子宮内膜が薄い時期の方が検査しやすいからです。
1. 前処置と子宮口の固定
- まず、内診台に上がり、子宮の入り口(子宮口)を消毒します。
- 子宮の入り口に細い管(カテーテル)を挿入し、造影剤が漏れないように固定します。
2. 造影剤の注入とレントゲン撮影
- カテーテルを通して、造影剤をゆっくりと子宮内へ注入します。
- 造影剤が子宮から卵管を通って、最終的にお腹の中(腹腔内)に流れ出ていく様子をレントゲンで連続的に撮影します。
重要なポイント: この造影剤がスムーズに腹腔内へ流れ出ているかが、「卵管が通っている」ことの判断材料になります。
3. 検査終了と後日、診断
- レントゲン撮影後、カテーテルを抜き、検査は終了です。検査自体にかかる時間は、個人差はありますが10分〜20分程度で終わることが多いです。
- 後日、撮影したレントゲン写真(造影剤の広がり方)をもとに、医師から卵管の通りや子宮の形についての診断結果が伝えられます。(病院によって当日検査結果を聞けるところもあります)
みんなが一番気になる!「卵管造影検査」の痛みは?

「卵管造影検査 痛い」という検索キーワードを見て、不安になる方は本当に多いですよね。私もそうでした。
正直にお伝えすると、痛みには個人差があり、「全く痛くなかった」という方もいれば、「生理痛の重いような痛みがあった」という方もいます。
痛みを感じやすいケース
痛みを感じる主な原因は、造影剤を注入する際の圧力と、卵管の詰まりが関係しています。
- 卵管が詰まっている、または狭くなっている場合:
- 造影剤が先に進めないため、子宮や卵管に圧力がかかり、強い痛みを感じやすくなります。
- 子宮や卵管が緊張している場合:
- 体が緊張していると、筋肉がこわばり、痛みを感じやすくなります。リラックスが大切ですが、なかなか難しいですよね。
痛みを和らげるための対策
- 痛み止めの服用: 検査前に、医師の指示で鎮痛剤を服用することがほとんどです。もし不安が強い場合は、遠慮なく医師や看護師さんに相談して、追加の対策を尋ねてみましょう。
- リラックス: 深呼吸をして、肩の力を抜くように意識するだけでも、痛みが軽減されることがあります。
知っておきたい!「卵管造影検査」の費用と保険適用について

卵管造影検査は、不妊の原因を調べるための検査にあたるため、健康保険が適用されます。
- 保険適用の場合: 自己負担は通常3割です。
- 費用の目安: 医療機関や使用する造影剤の種類によって幅がありますが、一般的に5,000円〜15,000円程度になることが多いです。(※診察料などは別途かかる場合があります。)
ココがポイント!
不妊治療の助成金制度が利用できる場合もありますが、これは治療内容や所得制限などがあるため、お住まいの自治体や病院に確認してみてくださいね。
検査後の「ゴールデン期間」ってホント?妊娠しやすくなるって聞いたけど
卵管造影検査を受けた後に「妊娠しやすいゴールデン期間が来る!」という話を、妊活仲間やネットで聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
これは都市伝説ではありません! 実際に、検査後数周期は妊娠率が上がることが、統計的にも示唆されています。
なぜ妊娠率がアップするの?
妊娠率が向上する主な理由としては、以下の2つが考えられています。
- 詰まりの解消・通り道の改善:
- 造影剤を注入する際の水圧によって、軽度の卵管の詰まりや、卵管内に溜まっていた古い粘液などが押し流され、卵管の通りが良くなる(疎通性が改善する)と考えられています。
- 子宮内環境の改善:
- 使用する造影剤(特に油性の造影剤)によって、子宮内の炎症が抑えられたり、子宮内膜の状態が良くなる、といった研究結果もあります。
このゴールデン期間は、一般的に検査後2〜6ヶ月間と言われています。検査後の周期は、ぜひ前向きな気持ちで、積極的に妊活に取り組んでみてくださいね!
まとめと次のステップ
卵管造影検査は、不安を伴う検査かもしれませんが、不妊の原因を特定し、治療方針を決める上で非常に重要な検査です。
- 目的: 卵管の通りと子宮の形のチェック
- 痛み: 個人差があるが、多くの場合鎮痛剤で対応可能
- 効果: 検査後数ヶ月間は妊娠率が向上する「ゴールデン期間」がある!
もし、あなたがこれから卵管造影検査を受ける予定なら、この記事を読んで、少しでも不安が和らいでくれたら嬉しいです。検査結果がどうであれ、必ずあなたに合った次のステップが見つかるはずです。
一緒に、心も体も健康な状態で、妊活を乗り切っていきましょうね!

